リニューアル事業部 > ジェットスプレー工法 > ジェットスプレー説明
単なる防水工法にとどまらない独自の機能性能で、コンクリート構造物の劣化・鋼材腐食の防止し、建築物・構造物の長寿命化、ライフサイクルコストの低減を実現します。
高性能にもかかわらず、機械吹付により大面積のコーティングが可能な工法であり、
コストの低減が図れます。
超速硬化の為、次工程までの養生期間の必要が無く連続にて施工が可能な為、
コストの削減が図れます。
垂直面・天井・凹凸など従来の防水工法では適用できない部分や漏水の原因となっていた複雑な形状でもシームレス(継ぎ目なし)なコーティングが可能な為、広範囲に適用できます。
コンクリート構造物に防水コーティングする場合、湿気をコンクリート構造物に蓄積させないために適度な水蒸気透過性を持っていなければなりません。ジェットスプレーは、一般のウレタン防水材やゴムシートにない水蒸気透過性を持っており、施工後水蒸気によるふくれが他の材料に比べて発生しにくい性質を持っています。
優れた水蒸気透過性 (呼吸性ウレタン)
共同研究済
(株)カワタ化学
東海大学大学院 工学研究科土木工学
東海大学 工学部土木工学科
東京大学 生産技術研究所
詳細は工法性能評価へ
溶剤や軟化剤を含まない材料を使用しているので、広い温度範囲で弾性を維持出来、また、機械的強度・耐摩耗性・耐候性・耐薬品性にも優れています。
メンテナンス・改修工事が容易であり、また既存の防水膜を剥す必要が無く、既存の防水膜を生かして、吹付けを行えますのでメンテナンス・改修によって発生する廃材が大幅に削減する事が出来、環境にやさしいシステムとなっております。
防水は建物を守る重要な役割です。
一般に建築物では屋上、ベランダ、階段等に防水工が施されます。建築物にとって防水機能の保全は漏水やコンクリートの保護の観点から重要な役割を果たしています。一般的に防水工の耐用年数は10年程度ですが、施工条件、暴露状況によりことなります。
下記の事例のようになってからでは、余計に修繕費がかかってしまいますので、こうなる前に!診断・見積無料
屋上から室内に雨水が侵入し雨漏りした様子。
その上の屋上を確認すると、下記のような、防水層の劣化、構造物のクラックを発見しました。
コンクリート構造物は、経年や振動等によりクラックはどうしても入ってしまうものです。重要なのはそのような箇所に雨水・風等が直接構造物に浸透し構造物の劣化を進行させ無い様にすることでありその重要な役割を果たすのが防水であります。防水機能が維持出来ていれば建物の機能を永続的に維持する事が出来ます。
下の写真は経年劣化によりシート防水の継目等から水が防水シートの下に廻りコンクリート構造物のクラックに侵入してしまった例です。
下の写真は経年劣化により防水膜がひび割れや一部剥がれている状況、又排水勾配がとれ ていない為雨水・堆積物があり既存防水も膨れや剥がれている状況。 いずれの写真にしても防水機能が維持しておらず構造物劣化の進行を速めております。
また、補修をしたのに、雨漏りが改善されず、確認してみると補修箇所の下に水があった事例もあります。
▼雨水の滞水状況
▼防水シートの劣化状況 ひび割れ
▼防水シートの劣化状況 劣化
▼防水シートの劣化状況 補修部の裂け